「FIREしたのに、なぜ再就職したの?」
これは、私自身が何度も聞かれたことです。
実際、独身時代に一度FIREを達成し、約1年間自由な生活を送りました。仕事に追われない毎日は快適で、資格勉強や筋トレ、ゲームなど好きなことに時間を使えました。しかし、時間が増えたことで逆に「このままでいいのか」と考える時間も増えていきました。
友人や親戚が家族と過ごしている姿を見て焦りを感じたり、30代後半で無職を続けることへの不安を抱えたりする中で、私は再就職を決意しました。
この記事では、FIRE後に感じた孤独や将来不安、再就職を決めた理由、そして現在の「現実的FIRE」という考え方まで、実体験ベースでお話しします。
「FIRE後に後悔しないか不安」「自由になれば本当に幸せなのか知りたい」という方の参考になればうれしいです。
FIRE直後は“人生クリア”したような感覚だった
- 仕事に追われない毎日は想像以上に快適だった
- 時間ができて、資格勉強や筋トレ、ゲームをしていた
- 忙しかった頃にはできなかった「人生を考える時間」が増えた
- 毎日が「時間消費」になっていった
- 誰とも話さない日が増えていった
- 友人や親戚の家族生活を見て焦りを感じた
- 婚活したくても“無職”に自信が持てなかった
- 「このまま市場価値が下がるのでは」と怖くなった
- 未経験職種に挑戦したかったが現実は厳しかった
- 資格勉強だけでは通用しないと感じた
- 最終的に、得意だったエンジニア領域に戻ることを決めた
- 最初に入った大企業は自分に合わなかった
- その後、外資系ベンチャーへ転職した
- 仕事は“お金”だけではなかった
- 社会との接点や成長実感が精神的な支えになった
- 独身FIREは“失敗”ではなく必要な時間だった
- FIREしたからこそ、自分の人生を考えられた
- 再就職には勇気が必要だったが踏み出してよかった
- 今は「完全FIRE」より「現実的FIRE」が合っている
- FIRE後に「何をしたいか」は想像以上に重要
- 自由だけでは満たされない人もいる
- 働くこと=悪ではない
- 家族・人間関係・生きがいも人生設計には必要だった
- FIRE後に再就職する人は多い?
- FIRE後に孤独を感じることはある?
- 30代後半でも再就職できる?
- FIREしたことを後悔している?
仕事に追われない毎日は想像以上に快適だった
FIRE直後は、本当に解放感がありました。
毎朝、嫌な通勤をしなくていい。
会社の人間関係を気にしなくていい。
「今日何をするか」を自分で決められる。
これは会社員時代にはなかった感覚でした。
特に、仕事のストレスが強かった時期だったので、
「やっと自由になれた」
という気持ちはかなり大きかったです。
時間ができて、資格勉強や筋トレ、ゲームをしていた
FIRE後は、時間だけは大量にありました。
そのため、
- 資格勉強
- 筋トレ
- ゲーム
- 散歩
- YouTube
などをして過ごしていました。
最初の数か月は新鮮でした。
「平日に自由に行動できる」というだけで楽しかったです。
ただ、徐々に違和感も出てきました。
忙しかった頃にはできなかった「人生を考える時間」が増えた
会社員時代は、とにかく忙しかったです。
毎日仕事をこなすだけで精一杯でした。
しかしFIREすると、考える時間が一気に増えます。
これは良い面もありました。
自分は本当はどう生きたいのか。
どんな人生を送りたいのか。
今後どうしたいのか。
そういったことを初めて真剣に考えるようになりました。
重要なのは、FIREは「暇になること」だけではなく、「人生を見つめ直す時間」になるという点だと思います。
しかし、半年を過ぎた頃から“自由の限界”を感じ始めた
毎日が「時間消費」になっていった
最初は楽しかった自由時間も、徐々に慣れていきました。
ゲームをしても、どこか空虚。
YouTubeを見ても、時間を潰している感覚。
資格勉強もしていましたが、
「何のためにやっているんだろう」
と思うことが増えていきました。
自由なはずなのに、毎日が少しずつ「消費」になっていったのです。
誰とも話さない日が増えていった
FIRE後に想像以上だったのが孤独でした。
会社員時代は、嫌でも人と関わります。
しかしFIREすると、平日に誰とも話さない日が普通にあります。
最初は気楽でした。
ですが、徐々に社会から切り離されていく感覚が強くなりました。
このあたりの話は、以前書いた「独身FIREの現実|自由のはずが孤独になった理由」でも詳しく書いています。
友人や親戚の家族生活を見て焦りを感じた
たまに会う友人や親戚は、家族と生活していました。
子どもの話。
家を買った話。
旅行の話。
そういう姿を見て、
「自分はこのままでいいのかな」
と考えることが増えました。
独身FIREは自由でした。
ただ、自由と引き換えに、自分だけ時間が止まっているような感覚もありました。
婚活したくても“無職”に自信が持てなかった
当時は婚活も考えていました。
しかし、「無職」という状態に強い不安がありました。
自分自身でも、
- 本当にこの生活でいいのか
- 相手に理解されるのか
- 将来どうなるのか
が見えていなかったからです。
FIRE直後は「自由最高」と思っていました。
でも実際には、人生全体を考えたとき、不安もかなり大きかったです。
30代後半の再就職は想像以上に不安だった
「このまま市場価値が下がるのでは」と怖くなった
一番怖かったのは年齢でした。
30代後半になると、
「このまま無職期間が長くなったら、再就職できなくなるのでは」
という不安が強くなりました。
FIREは自由です。
しかし、同時に「キャリアが止まる」という現実もあります。
これは実際に経験して初めてわかりました。
未経験職種に挑戦したかったが現実は厳しかった
FIRE中に、
「新しい仕事をしてみたい」
とも思いました。
ただ、求人票を見ると厳しかったです。
経験が求められる。
年齢条件もある。
資格だけでは通用しない。
理想だけでは難しい現実を感じました。
資格勉強だけでは通用しないと感じた
FIRE中は資格勉強もかなりしていました。
しかし、30代後半になると、
「勉強しました」
だけでは評価されにくいと感じました。
結局、企業が見ているのは、
- 実務経験
- 専門性
- 実績
です。
このため、私はこれまで経験してきたエンジニア領域で再就職を目指すことにしました。
最終的に、得意だったエンジニア領域に戻ることを決めた
再就職活動は正直かなり勇気が必要でした。
FIREしたのに、また働く。
少し負けたような感覚もありました。
ただ、
「ダメならまた考えればいい」
とも思っていました。
時間はまだある。
無理なら別の道を探せばいい。
そう考えながら動き始めた結果、ありがたいことに約1か月で再就職することができました。
再就職してわかった「働く意味」
最初に入った大企業は自分に合わなかった
再就職後、最初は一般的な大企業に入りました。
しかし、やはり自分には合いませんでした。
- 意思決定の遅さ
- 年功序列感
- 保守的な空気
に違和感がありました。
FIREを経験すると、「時間」の感覚がかなり変わります。
そのため、以前よりも働き方への違和感を強く感じるようになっていました。
その後、外資系ベンチャーへ転職した
その後、外資系ベンチャーへ転職しました。
こちらの方が、自分には合っていました。
- スピード感
- 裁量
- 成果重視
が、以前のエンジニア経験とも合っていたからです。
FIRE後は、
「どこで働くか」
の重要性も強く実感しました。
仕事は“お金”だけではなかった
FIRE前は、
「仕事=お金のため」
だと思っていました。
しかし再就職して考え方が変わりました。
仕事には、
- 人とのつながり
- 成長実感
- 社会との接点
- 生活リズム
といった役割もあります。
これは実際に働かなくなって初めて気づきました。
社会との接点や成長実感が精神的な支えになった
再就職後は、精神的にかなり安定しました。
もちろん仕事なので大変なこともあります。
ただ、
- 誰かと話す
- チームで動く
- 役割を持つ
ということ自体が、自分には必要だったのだと思います。
完全に一人で自由に生きるより、
「適度に社会と関わる」
方が自分には合っていました。
FIREは失敗だったのか?今の自分なりの答え
独身FIREは“失敗”ではなく必要な時間だった
今振り返ると、独身FIREは失敗だったとは思っていません。
むしろ、必要な時間でした。
もしあのまま会社員を続けていたら、
- 自分が本当に求める人生
- 家族を持ちたい気持ち
- 働き方への価値観
を深く考えることはできなかったと思います。
FIREしたからこそ、自分の人生を考えられた
忙しい会社員時代は、毎日をこなすだけでした。
しかしFIREすると、強制的に「人生と向き合う時間」ができます。
これは怖さもあります。
ただ、その時間があったからこそ、
「自分はどう生きたいのか」
を整理できました。
再就職には勇気が必要だったが踏み出してよかった
再就職活動を始める時はかなり怖かったです。
ブランクもある。
年齢も不安。
市場価値も気になる。
ただ、動いてみると意外と道はありました。
もちろん簡単ではありません。
それでも、勇気を出して動いてよかったと思っています。
今は「完全FIRE」より「現実的FIRE」が合っている
今の自分は、
- 家族との時間
- 精神的な余裕
- 適度な仕事
- 長期的な資産形成
をバランス良く持つ生き方を重視しています。
完全FIREだけが正解ではありません。
サイドFIREのような形も含め、人によって合う形は違うと思います。
FIREしたい人へ伝えたいこと
FIRE後に「何をしたいか」は想像以上に重要
FIREは「仕事を辞めること」ではありません。
その後の人生の方が長いです。
だからこそ、
- 何をして生きたいのか
- 誰と過ごしたいのか
- どんな人生を送りたいのか
を考えることが大切だと思います。
自由だけでは満たされない人もいる
自由は確かに素晴らしいです。
ただ、自由だけで満たされるとは限りません。
これは実際にFIREしてみて感じたことです。
働くこと=悪ではない
以前は、
「働かないことが正解」
だと思っていました。
しかし今は、
「自分に合う働き方を見つけること」
の方が大事だと感じています。
家族・人間関係・生きがいも人生設計には必要だった
お金だけでは人生は完成しません。
- 家族
- 人とのつながり
- 生きがい
- 健康
こういったものも含めて、人生設計なのだと思います。
FIREはゴールではなく、その一部なのかもしれません。
よくある質問(FAQ)
FIRE後に再就職する人は多い?
実際には一定数います。
特に、
- 孤独
- 将来不安
- 社会との断絶感
を理由に再就職する人は少なくありません。
FIRE後に孤独を感じることはある?
かなりあります。
特に独身FIREの場合、平日に誰とも話さない生活になりやすいです。
自由と孤独はセットになりやすいと感じました。
30代後半でも再就職できる?
簡単ではありません。
ただ、実務経験や専門性があれば可能性はあります。
特にエンジニアなど専門職は比較的強みを活かしやすいと思います。
FIREしたことを後悔している?
私は後悔していません。
FIREしたからこそ、自分の人生を整理できたと思っています。
まとめ|FIREはゴールではなく“人生を見直す時間”だった
私は一度FIREを経験し、その後再就職しました。
一見すると失敗に見えるかもしれません。
しかし実際には、
- 自分の価値観
- 働き方
- 家族観
- 人生設計
を見直す大切な時間になりました。
今は、
「完全に働かない」
よりも、
「自分に合った働き方をしながら、人生を整える」
方が自分には合っています。
FIREを目指している方も、ぜひ「FIRE後の人生」まで考えてみてください。
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